闇営業問題と、刑務所慰問活動
連日、吉本興業の芸人さんの闇営業問題がニュースを騒がせていますが、ふと思ったので、備忘録として記録します。
この度は、吉本興業の何名かの芸人さんが、反社会的勢力の集まり?パーティー?に営業活動として参加し、金銭の授受があったことが問題視されていますが、これって、刑務所慰問活動とは何が違うんだろう?
刑務所慰問も、刑務所に出かけて、反社会的活動(犯罪)を行った人の前でネタを披露し、報酬を受け取るわけですよね?
今回の事件との違いはなんだろう?
刑務所の中だからOK?
看守(公権力)が見張っている中での活動だからOK?
裁判で刑が確定している人の前だからOK?
刑務所に入ると娯楽が限られるから、芸人を呼んでネタを見て楽しむのはOKで、シャバにいて、何かの罪で裁かれていない人は自由に人生を謳歌してるから、芸人を呼んで楽しむのはNG?
宮迫さんが、お金を受け取らずにネタを行えば叩かれなかったのか、そもそも、反社会的勢力の方と、どんな形であれ関係を持ったことがまずかったのか?
反社会的勢力の人達は、憲法が定める自由権を認められていないのか?
反社会的勢力の人達が、テレビやネットを通してアイドルのライブを見て、特定のアイドルを気に入り、一方的にラブコールを送ったり、握手会に頻繁に出入りしていたら、そのアイドルは反社会的勢力と関係を持ったことになるのか? テレビ(スポンサー)的に使いずらいタレントになってしまうのか?
タレント業はリスクが付き物ですが、もし自分が後輩にわりのいい営業を紹介され、出かけていき、「なんか、ヤバイ人達じゃね? 関わりあいになりたくないなぁコレ」とか思っても、「僕もう帰りますんで、あっ、お金とかも結構です〜😊」みたいには逃げられないですよね?
まぁでも、吉本興業を解雇されたからって、芸人を辞めないといけないわけではないし、テレビ的に使いずらい(テレビ出演は無理)なら、ネットで活躍する芸人になるとか、活動できないわけではないと思うので、こういう事件で、日本のお笑い文化が下火にならないように祈るばかりです。