30過ぎて、大学受験に挑戦する
こんにちは、カシスです。
今日はなぜ30を過ぎて大学再受験を始めたかというお話。
結論から言うとこのまま何者にもなれない自分が嫌だった
からです。
高校を卒業してすぐ家出をして(家族と不仲だったので)、大きな街に移り住み、普通に就職をして、薄給ながらも自由気ままに暮らしていました。
しかし20代も半ばになると、社会のことも少しずつわかってくるし、会社の先輩や上司にもだんだん不満が芽生えてきました。
このままではいけない、自分も何か見つけないと!何かを見つけて鍛えてモノにしないと、俺もあの先輩や上司みたいな人間になってしまう!!
キルケゴール風に言うと
私のとっての真理であるような真理を発見し、私がそのために生き、そしてそのために死にたいと思うようなイデー(理念)を発見することが必要なのだ
『キルケゴールの日記』
- イチロー選手にとっての野球
- 本田圭佑選手にとってのサッカー
- 松本人志さんにとってのお笑い
のような、自分にはこれがある! 自分はこういう人間である! 自分はこれに人生かけてます! みたいなのに強い憧れを持つようになりました。
俗に言うところのアイデンティティの確立と呼ばれるものでしょうか?
普通の人より少し遅れて、そのような欲求を抱くようになったわけですが、当然日本社会はそのような人には風当たりが強い国なので、まあ色々と言われましたが、こちとら家出人間&独身貴族だ!
周りの意見なんか関係ないね!
やりたいことをやらないと、何のために生きてるのか、わかんないですからね!
と、強気に受験生活を営んでいます。
志望校は国立大学の医療系の学部で、医師の資格を取って経済力をつけよう!とか、もっと直接的な意味で社会の役に立てる人間になりたい!とか、自分を鍛えあげて充実した人生を送りたい!などの気持ちもあります。
が、やはりこの挑戦の一番の理由は自分で決めた目標に向けて努力し、これを叶えること、それによる充実感や達成感を味わうことだと思います。
そして、会社に飼われ、毎日死んだように働く生き方と決別するためです!
安定してるから、公務員になりたい!とか、老後までに2000万円貯めよう!もいいけど、もっと熱く、自分の思うままに生きていたいのです!!
必ずこの戦いに勝って本当の意味で、俺は生きてるんだ!という達成感を味わってやる!
今日も、やるぞ!!