人生のレールから外れる事を恐れていたけど、一度外れてみたら、全然大丈夫だった…。 いや、むしろ快適だった!!
20代の頃、勤めていた会社が嫌で嫌でたまりませんでした。
朝早くから、夜遅くまで働き、上の人にはネチネチグチグチ言われ、時給も安かったので、どんなに働いても手取り17万円もいきませんでした。
閑散期だと12万円とかもあったかな?
信じられない! バイトの方が全然マシですよね。
そんな辛い・安い・将来性もない会社なんて辞めればいいじゃん!
なんでそんな劣悪な環境にわざわざ自分からしがみつこうとするの?
と、今振り返れば思うのですが、当時はそれがどうしてもできませんでした。
どんなに酷い環境でも、それに慣れてしまえば、自分にとってはそれが全てになってしまうからです。
「人間とは環境の産物である」とはよく言ったものです。
映画「ショーシャンクの空に」でも、長年刑務所暮らしをしていたブルックスはシャバの暮らしに耐えられず自殺してしまいます。
環境が変わること、違う環境に飛び込む事というのは本当に怖いことです。
でもこのままじゃいけない!
こんなところで消耗し続けてる場合じゃない!
何かはじめて、何かをモノにして、ここから抜け出さないと!
と思い、当時の僕は本を読み漁ります。
そして、そこで様々な考えに触れ、環境の変化に適応すること、自分を変化させること、自分を鍛え成長し続けることなどを学びました。
お金を貯めて、勉強を続け、そして勇気を出して転職へ!
アレ? なんだこれ?
こんな天国みたいな会社あるの?
衝撃でしたね。
待遇も悪くないし、暴言をはく先輩もいないし、頭の悪い管理職もいないし、もう全てがキチンとしている。
今までのめちゃくちゃな環境はなんだったんだと思いました。
そして終身雇用とか、年功序列とかがいかにくだらない制度なのかとも思いました。
てか、これらの制度は、デキのの悪い奴が下の人にバカにされるのを防ぐための制度だったんだ!
自分の努力不足を棚に上げるあげやがって、チクショー!
…ともかく、今はそんな天国会社で働きつつ、大学受験に向けて勉強しているのであります。
自分の夢が叶えられる環境にいられるというのは本当に幸せなことです。
そして、どんなに努力しても、劣悪な環境にいると辛く、厳しい人生になってしまうと思います。
何かおかしいと思ったら、すぐに行動を起こして下さい。
病気になったり、鬱になったり、人生手遅れになる前に。
必ず自分にあった環境というのはあるんだと思います。
「小さな行動で、人生は大きく変わる。」
自戒も込めて。